HPGe半導体 食品・環境放射能測定システム
高純度ゲルマニウム(HPGe)半導体検出器 低バックグラウンド型ガンマ線スペクトロメトリー 食品・環境試料放射能測定システム (室内設置型) |
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高純度ゲルマニウム(HPGe)半導体検出器ガンマ線測定装置GCDシリーズ(P型同軸)は、バルティック・サイエンティフィック・インスツゥルメンツ(BSI)社開発の、室内設置用の放射能測定システムです。バックグラウンドを極力抑えるための鉛遮蔽体を使用することにより、食品や様々な環境試料の高精度な放射能(ガンマ線)測定が可能になります。
HPGe半導体検出器放射能測定装置の製品案内パンフレットはPDFファイルをご覧下さい。
HPGe半導体検出器放射能測定装置の製品構成例・技術仕様書はPDFファイルをご覧下さい。
BSI社の詳細につきましては、こちらのページをご覧下さい。
![]() (BSI社製GCD-60200+免震装置設置例) |
BSI社製の低バックグラウンド型HPGe半導体放検出器射能測定システムは、食品、農産物、肉類、魚介類、液体、土壌等のサンプル中に含まれる放射性同位核種を特定し、検出器の高いエネルギー分解能から、核種毎の放射能(Bq/kg)を正確に定量することが可能です。 BSI社製ゲルマニウム半導体検出器ガンマ線測定システムは国際的に高い評価と導入実績を得ており、原子力エネルギー分野や食品・環境放射能検査の分野のみならず、天文学、宇宙開発、地質学・地球物理学、資源探査、放射線医療等、各種の産業分野や研究分野において、世界約50カ国にて幅広く活用されております。日本国内においては、食品会社や研究機関等にて採用されております。 本製品は、遮蔽体には10cm厚の鉛+銅板を使用し、環境放射能を極力低減。多重波高分析装置(MCA)は、ドイツBruker社へのOEM実績もあるBSI社製を採用しております。 |
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カウントデータの解析は、日本語版の高機能ガンマ線解析ソフトウェアSpectraLineGPを使用し、同時に多数の放射性核種の同定、定量が可能になります。
日本国内における装置設置については、安全対策の観点から、本HPGeシステム専用にカスタマイズされた免震装置を選択頂くことが可能です。また、鉛遮蔽体及びデュワーの設置位置は、標準の縦置き、又は横置きを選択することも可能です。 本システムの高純度ゲルマニウム半導体検出器は、標準ではP型同軸(GCDシリーズ)となります。これ以外では、N型、プレナ型(GPDシリーズ)、ウェル型(GWDシリーズ)を選択することが可能です。 |
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![]() (解析ソフトウェアSpectraLineGP設定画面) |
![]() (BSI社製MCA MSHybrid) |
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主要な特長と製品構成は次のようになります。
特長 |
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製品構成 ・高純度ゲルマニウム半導体(HPGe)検出器 (相対効率10%以上、選択可) ・マルチ・チャンネル・アナライザー (40 keV〜10 MeV、最大16kチャンネル) ・鉛遮蔽体(鉛厚10 cm、銅板)、架台 ・ガンマ線解析ソフトウェア SpectraLineGP日本語版 ・液体窒素デュワー ・液体窒素センサー、レベルモニター ・操作用パソコン ・マニュアル日本語版 ・接続ケーブル |
オプション品類 ・校正用体積線源 ・測定用マリネリ容器 (500ml, 1L, 2L) ・測定用ポリ容器 (サイズは100 ml, 200ml等) ・免震装置 ・ハイブリッド冷却/電気冷却 ・同位体・崩壊系列データベース、半減期計算 ソフトウェアNuclideMaster |
HPGe検出器装置を構成する各部品、パーツ類は、単品での販売が可能です。また、各構成品、例えば検出器やMCAを他社装置システムに接続することが可能です。詳細はお問合せください。
お問い合わせ、お見積もりは:
日本環境モニタリング株式会社
メール: info@jemsci.co.jp
電話: 045-341-0539
ファックス: 045-341-0523