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携帯型ガンマ線スペクトロメータ装置(製品追加)

弊社取り扱いの携帯型ガンマ線スペクトロメータ装置ラインナップにつき、仏ITECH INSTRUMENTS社のNaI(Tl)シンチレーション検出器スペクトロメータ新製品「IRIS」を追加致します。

携帯型ガンマ線スペクトロメータは、ガンマ線スペクトルを取得、放射性核種を同定すると同時に、空間線量率を測定、記録することが可能な装置です。また、各機種にはGPSが搭載され、データ取得位置の緯度経度情報をガンマ線データ及び時刻とともに記録し、地図上に表示することが可能です。

製品名 メーカー 検出器 冷却 質量 GPS MCA LCD 線量率 核種同定
IRIS ITECH社 NaI(Tl) 約1.8〜2.7kg 内蔵 最大4k ch 搭載
NucScout SARAD社 NaI(Tl) 約2.5kg 内蔵 256ch 搭載
NitroSPEC BSI社 HPGe LN2 約5kg 内蔵 最大16k ch 搭載
HandSPEC BSI社 HPGe 電気 約12kg 内蔵 最大16k ch 搭載

高線量地点が認められる場合、通常の線量計やガンマ線サーベイメーターでは、現地調査にて線量の確認が可能であっても、その原因がどのような物質によるものか、すなわち放射性セシウムか、またはその他核種、例えばラジウムによるものかについて判断することは不可能です。

ここで携帯型(ポータブル)のガンマ線スペクトロメータを用いれば、現場において核種同定を行い、迅速に高線量地点の原因(例えば高線量がラジウムによるものか、またはセシウムによるものか)を突き止めることができます。

NucScout NaI(Tl)シンチレーション検出器
ガンマ線スペクトロメータ
IRIS NaI(Tl)シンチレーション検出器
ガンマ線スペクトロメータ

特にお求めやすい価格帯のシンチレーション検出器では、IRISでは任意に設定したデータサンプリング間隔にて、液晶パネル上にデータ地点を記録・表示することができます。NucScoutでは、GPSによる緯度経度情報と連動した線量率測定データをメモリーに記録、GoogleEarth等の地図ソフトウェア上にてデータを可視化(線量率マッピング)することができます。

NitroSPEC 液体窒素冷却Ge半導体検出器
ガンマ線スペクトロメータ
HandSPEC 電気冷却Ge半導体検出器
ガンマ線スペクトロメータ

これら携帯型(ポータブル)ガンマ線スペクトロメータは、本体に液晶タッチパネルが搭載されており、外付けタブレットを別途持ち歩く必要がありません。本体のみで手軽に測定現場において線量率を確認、内蔵ソフトウェアによる核種同定結果を表示、スペクトルを確認することができます。また、取得データをパソコンに転送し、それぞれ専用のガンマ線解析ソフトウェアにてデータ解析を行うことができます。

左の図は、SARAD社製NucScoutによる液晶画面、及びBSI社製NitroSPEC, HandSPECによる液晶画面表示例です。

ここに紹介する携帯型(ポータブル)ガンマ線スペクトロメータ装置は、ホームランドセキュリティのように迅速な初動対応が求められる場合や、東日本の各地にて行われる除染活動において、現場での高線量地点探査及び核種同定を実施することができ、これらのシーンにて性能を発揮します。

 

月刊誌「産業と環境」2014年8月号に、弊社代表取締役圓入敦仁が「携帯型ガンマ線スペクトロメーターの種類と目的」と題する記事を執筆しました。(PDFダウンロードはこちらをクリック

「産業と環境」は、官公庁、自治体、大学、民間企業等が購読している月刊誌です。本論文の別刷りをご希望の方は、弊社までメール又はお問い合わせフォームにてご連絡願います。

 

製品のお問い合わせ、お見積もりは:
日本環境モニタリング株式会社
メール: info@jemsci.co.jp
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