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携帯型ガンマ線スペクトロメーター製品ご案内

月刊誌「産業と環境」8月号に、弊社代表取締役圓入敦仁が「携帯型ガンマ線スペクトロメーターの種類と目的」と題する記事を執筆しました。(PDFダウンロードはこちらをクリック

本稿では、空間線量率を測定、記録すると同時に、スペクトロメーターにてガンマ線スペクトルを取得し、放射性核種を同定することができるGPS搭載携帯型の装置につき、各モデルの特長や違いを纏めました.本稿にて紹介する携帯型ガンマ線スペクトロメーターの機種は、下表の通りです。

製品名 メーカー 検出器 冷却 質量 GPS MCA LCD 線量率 核種同定
NucScout SARAD社 NaI(Tl) 約2.5kg 内蔵 256ch 搭載
NitroSPEC BSI社 HPGe LN2 約5kg 内蔵 最大16384ch 搭載
HandSPEC BSI社 HPGe 電気 約14kg 内蔵 最大16384ch 搭載

高線量地点が認められる場合、通常の線量計やガンマ線サーベイメーターでは、現地調査にて線量の確認が可能であっても、その原因がどのような物質によるものか、すなわち放射性セシウムか、またはその他核種、例えばラジウムによるものかについて判断することは不可能です。

本稿で紹介した携帯型(ポータブル)のガンマ線スペクトロメーターを用いれば、現場において核種同定を行い、迅速に高線量の原因を突き止めることができます。また、高線量地点(ホットスポット)をこれら装置で探査し、核種を同定することができます。

 

特にNucScoutでは、任意に設定したデータサンプリング間隔にて、GPSによる緯度経度情報と連動した線量率測定データをメモリーに記録、GoogleEarth等の地図ソフトウェア上にてデータを可視化(線量率マッピング)することができます。

(右の写真はNucScout

NitroSPEC 液体窒素冷却Ge半導体検出器
HandSPEC 電気冷却Ge半導体検出器

これら携帯型(ポータブル)のSARAD社製NaI(Tl)シンチレーション検出器、及びBSI社製HPGe半導体検出器によるガンマ線スペクトロメーターには、本体に液晶タッチパネルが搭載されており、外付けタブレットを別途持ち歩く必要がありません。本体のみで手軽に測定現場において線量率を確認、内蔵ソフトウェアによる核種同定結果を表示、スペクトルを確認することができます。

下の図は、SARAD社製NucScoutによる液晶画面、及びBSI社製NitroSPEC, HandSPECによる液晶画面表示例です。

これら携帯型(ポータブル)装置は取得データをパソコンに転送し、それぞれ専用のガンマ線解析ソフトウェアにて、データ解析を行うことができます。

 

本稿に紹介する携帯型(ポータブル)ガンマ線スペクトロメーター装置は、ホームランドセキュリティのように迅速な初動対応が求められる場合や、東日本の各地にて行われる除染活動において、現場での高線量地点探査及び核種同定を実施することができ、これらのシーンにて性能を発揮します。

 

「産業と環境」は、官公庁、自治体、大学、民間企業等が購読している月刊誌です。本論文の別刷りをご希望の方は、弊社までメール又はお問い合わせフォームにてご連絡願います。

 

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日本環境モニタリング株式会社
メール: info@jemsci.co.jp
電話: 045-341-0539
ファックス: 045-341-0523

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